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2011.10/26(Wed)

【トゥリマカ通信season2 No3】15回キャンプ 築いた道、その先に続く未知

※8月7日~8月18日に行われた15回ワークキャンプは
◎駐車場の整地
◎ランダーバード(車がターンできるローダリー型の道)
のワークを行いました。
ワーク終了1




****************************************
ここにどんなものを築くんだろう?
とうまく完成イメージが想像できないところから始まった15回のマレーシアワークキャンプ。

特にランダーバード(車がターンできるロータリー型の道)作りは斜面になっていたところを平らにする整地作業から入りました。
現地スタッフのロビンさんでさえ完成イメージがうまく想像することができませんでした。
ターン6 M15




日々のワークの進行状況に合わせて作業を行っていく、先が見えにくい中での手探りのワークでした。
掘っても、掘ってもなかなかゴールが見えないワークに「このままでは終わらないじゃないか!?」と気持ちが焦ってしまうキャンパーもいて、それぞれの作業のペースの違いから、みんなの気持ちもいつの間にかすれ違っていきました。
駐車場3 M15





しかし、そんなみんなのワークに対する想いをキャンパーそれぞれが素直にシェアしたことでばらばらになりかけたマレーシアキャンプ15回にまた新しい絆が生まれました。ターン8 M15





シェアをした翌日のワークでは、大雨が降ってきたにもかかわらず誰も手を止めてワークを中断しようと言うキャンパーはおらず、ひたむきにワークに取り組みました。
そして現地スタッフさんの協力もあり無事ランダーバードも完成することができました!
ターン7 M15
(完成したランダーバード)

幸いにも寝込むほど体調を崩すキャンパーもいなく、最後までみんなでできたワークが終わった時の喜びは最高でした。
メモリアル1 M15
(ランダーバードの中心に、メモリアルツリーを。)



マレーシアの子供たちひいては世界の未来のために良い形で次へつなげることができて本当によかったです!



【キャンパーの声】CFFマレーシア15回キャンプ代表 たいき(プログラムリーダー)より




【よりみち大学のお知らせ】
◆コンポストセンターの軌跡、なっしーのお話、聞きに来ませんか?◆
<よりみち大学 ~ マレーシアにおける環境教育活動とコンポストの取り組み ~>
・平成23年11月20日(日) 14:00 ~ 16:30
・JICA地球ひろば セミナールーム403
・プレゼンター:高梨 恵子(なっしー)
お申し込みはこちら
→CFFジャパン事務局 
TEL : 03-5960-4602(月~金:10:00~18:00)
FAX : 03-5960-4614 Mail : info@cffjapan.org
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23:36  |  CFFマレーシア  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
2011.10/19(Wed)

【トゥリマカ通信season2】なっしーのあしあと(10月20日配信)

前回のトゥリマカ通信に、生ごみを堆肥に変えるためのコンポストセンター完成の話を書きましたが、
今回は、コンポスト生産に至るまでの道のりと、今の状況をお伝えします。

CFFマレーシアで出る大量の生ごみ処理とその有効活用を実現すべく、2010年春のワークキャンプ時に、家庭用コンポスト6個を作りました。
しかし、家庭用コンポストは洗濯カゴ程の大きさのため、ワークキャンプ参加者とスタッフ合わせて30名余りの毎食の生ごみ処理には到底追いつきませんでした。
そこで、インドネシアでコンポストセンター運営に成功しているNGOの視察を思い立ち、安部さんやパパール郡副知事と共に渡尼、コンポストセンターの視察に行きました。
結果、CFFでも設置可能だと分かり、早速助成金を申請。
10月に支援が決定しました。
センター建設を考え始めてから7か月目のことでした。
s_29196c3913ee87615818a56cf555d9d53fd1757a.jpg
(コンポストセンターの現地説明会の様子)

CFFに関わる多くの人の助けや想いにより、2011年2月にコンポストセンター建設が無事完成!
いよいよコンポストの生産が始まる!と意気込んでいたのも束の間、コンポスト生産スタッフになりたいと手を挙げてくれていた近隣住民の2人が、生産開始直前になって突然、辞退を申し出てきたのです。
サバ州における初めての試みということで、信用できなかったのかもしれません。
確かに、いざ生産を開始してみると、想像もしていなかったような問題も多々出てきました。
それでも、一つ一つCFFの現地スタッフと共に解決をしていき、私の6月の帰国時には、現地スタッフだけでしっかりと運営できるまでになりました。

今年の夏のワークキャンプ時には、このコンポストセンターを活用し、生ごみが一切出なかったという嬉しい報告がありました!
また、近隣小学校の社会科見学に活用されたり、住民や各種団体が来訪したりと、地域での関心も高まりつつあるようです。
s_40021a551451ddac8b4e86e7ecd8a7a9ba7745f5.jpg
(コンポストセンター)

CFFは、“より豊かな未来のための基盤を創る”ことを目指しています。
子ども達が大人になる時、今私たちが作り出してしまっているゴミ問題を少しでも解決して、より豊かで安全な未来を渡したい。

今私たちが享受している自然の恵みを、未来の子ども達も享受できるように。そんな想いを、自然と共存して成り立つCFFマレーシアから、これからもより多くの人へ届けていけたら素敵だなと思います。



もっと詳しい話が聞けますよ♪↓↓↓
<よりみち大学 ~ マレーシアにおける環境教育活動とコンポストの取り組み ~>
・平成23年11月20日(日) 14:00 ~ 16:30
・JICA地球ひろば セミナールーム403
・プレゼンター:高梨 恵子(なっしー)
お申し込みはこちら
→CFFジャパン事務局 
TEL : 03-5960-4602(月~金:10:00~18:00)
FAX : 03-5960-4614 Mail : info@cffjapan.org
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2011.10/13(Thu)

【トゥリマカ通信◆子どもの家日記】子どもの家第3棟完成間近。

子どもの家第3棟寄付キャンペーンでは合計206万円の寄付を頂くことができました。
CFFマレーシアを代表して心からお礼申しあげます。当初の目標160万円を大幅に上回る寄付を頂き、現地法人理事からも驚きと感謝の声があがりました。
 目標を超える寄付金が集まったことにより、壁の素材を質の良い断熱材を入れるなど、より快適な家を作るよう変更し、現在は建設の真最中です。
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これまで整地、全体の基礎構造、排水などが完了し、屋根と壁(すでに60%仕上がり)の他、浴室、ベランダ、内装の仕上げをこれから仕上げていく段階です。
素材を変更したため、工事に時間がかかっていますが、現在コンストラクターを5人に増やし、10月末までにはすべて完了する予定です。
l_7fcbf807a61bd5389b68c12d8e9fb1045be69f7e.jpg



現在第2棟も現地法人主催のコンサートの収益で建設していますが、この棟はハウスペアレンツ用の家となり、子どもはこの第3棟と第1棟に入居します。
l_23d722c0b04d9b7a4635edafac6ac7b5915d4eec.jpg



この間、15回、16回、17回ワークキャンプが並行して行われ、83人の日本の若者と9人のマレーシアの若者とで、コンクリートの道と池3個、用水路を造ったほか、引き続き助成金による水源の拡張、ゴムの木400本の植樹を行っています。



また今後11月28日に行われる落成式の準備のために駐車場の整備をはじめ、水タンクの設置や防犯システムの設置などを行いながら、子どもの入所準備を推し進めてまいります。
このように皆様のご支援と、キャンパーたちのワークによって、CFFマレーシアは驚くべき発展を遂げています。



               ◆子どもの家日記◆CFFマレーシア代表安部光彦氏より
10:23  |  CFFマレーシア  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
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