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2012.07/24(Tue)

「ともに生きてるよろこび」

 寄付キャンペーン、目標を達成することができました。
終了まであと数日のところで、達成まであと数十万円の残りがあり、正直なところ「これはむずかしい、、」と一瞬頭をよぎったこともありましたが、なんと無事に終了することができました。奇跡のようです。
「多くのみんなが協力して、少しずつでもシェアすれば、むずかしいようなことでも実現できてしまう。」こんなとてもシンプルな事実を、僕たちは、時に忘れてしまったり、「そんなわけない」って心の中で無意識のうちに疑ってしまうものですが、でもこうしてもう一度それを証明することができたみたいです。すごい。

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ホント、今回いったい何人の人がこの活動のために力を合わせたんだろう。

寄付くださった人、それを呼びかけた人、メールの文章を考えた人、住所を整理した人、いろんな知恵を出した人・・、それぞれに自分ができることをやりました。

何回も声をかけられて苦しい思いをした人もいたかな?
寄付したくても、どうしてもできなかった人もいるかもしれません。
でも、そこにあった難しさや心の葛藤をも、この「通学バス」に乗せ、贈りたいと思います。

たくさんの人が出しあったこの160万円余り。それは「通学バス」を買うための160万円というひと塊になりましたが、このお金を出して下さった一人ひとりが、一生けんめい働いたり、節約したり、貯金して、苦心しながらなんとか創ったお金なんだと思います。

160万円、ポンって出していただいて買うバスもいいですが、たくさんの想いや努力、むずかしさや葛藤、そんな丸ごとが詰まったこの「通学バス」。
それが、子どもたちにとってどれほどの価値になるものか、どれほど彼らを力づけるものか、僕には想像できる気がします。



実はこのキャンペーンの終盤の期間、僕の父親が神経の病気で突然に入院し、とても難しい手術を受けていました。僕は、いろんな仕事や活動を放ったらかしにして、ずっと父親と時間をともにしていました。事情あって15年ぶりに両親と暮らし始めた矢先のことです。

介助のために握った父の手は、僕が小さい頃に握った以来の手。

症状の悪化や失明、全身不随、そして死・・、手術前に医師から術後のたくさんの可能性を説明され、普段は無口で無愛想な父親ですが、術前はやっぱり不安そうでした。手術中の時間は、僕らの想定よりずっと長く、待たされる方はどうなったことかと本当に心配で、不安な自分をなだめながら時を過ごしていました。

そして、ついに手術が終わると、父は、呼吸器や各種点滴、その他いろいろを取り付けられ、ベッドに横たわったまま、手術室から運ばれてきました。
先生によると、無事終了、まずは問題ないとのことでした。

父は、麻酔で意識が朦朧とする中、一言「ありがとうね、みんなのおかげです」。それから何回もその言葉だけを繰り返していました。目から涙がこぼれているように見えました。動けずボロボロの姿ではありましたが、生きる歓びというか、支えてくれるすべての人への感謝というか、そういうもので包まれているように見えました。これまで見たことがないようなよろこびで輝いているように見えました。
そして僕も、今まで生きてきてそう何回も感じたことがないようなうれしさ、というか、感謝と安堵で満たされ、しばらくの間、涙がこぼれてくる不思議な感覚でした。

本当に、「生きる」とか「一緒に生きる」ってこういうことなんだなって思います。
生きるってすばらしい。
日々、与え続けていただいている僕らのいのちは、周りのすべてのいのちとつながり、支え合ってる。同じように苦しみを感じることができるし、同じように幸せや歓びを感じることができる。

今回の寄付キャンペーン、僕たちはきっと“一緒に生きたんだ”と思います。

直接活動にかかわったみんなや寄付やメッセージを送ってくれたみんなと、子どもたちやCFFへの想いを分かち合って、一緒に悩んだり、不安になったり。そして、寄付キャンペーンのエンディングイベントでは、パソコン画面の向こうにいたマレーシアの子どもたちやスタッフたちとも目標達成の歓びを分かち合いました。あの時のみんなでの歓喜は一生忘れられません。それはきっと「ともに生きてるよろこび」だったんだと思います。

「ありがとうね、みんなのおかげです」。

父の言葉が、CFFにつながるみんなの姿と重なって、あらためて僕の心の中に染み入ります。


 NPO法人CFFジャパン 渡辺正幸

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